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[お知らせ] 2024.5.08

【JASSO奨学金02】そもそも何?貸与奨学金

皆さんこんにちは!

i-MEDIA入学相談室です☀️

 

奨学金シリーズ、今回は

『貸与奨学金』

についてです。

 

まずは貸与奨学金の種類をおさらいしていきましょう!

貸与奨学金は借りる奨学金なので、卒業したら返還する=返すわけですが、
利子の有無などそれぞれ違いがあります。

1. 第一種貸与奨学金

▶️利子無し。借りた分だけ返す。

2. 第二種貸与奨学金

▶️利子あり。借りた分+利子の額を返す。

3. 入学時特別増額貸与奨学金 

▶️第一種、もしくは第二種に採用された人だけ対象で、

入学後に月額とは別にまとまった金額が1回だけ借りられる。利子あり。

それでは、それぞれ採用基準月額を説明していきます。

 

⑴採用基準

学力基準」は、高校在籍時に申し込む場合、成績が評定平均値3.5以上であること。

状況によっては高校から推薦を受けられる場合がありますので、

高校の先生に相談してみてくださいね。

 

家計基準」はご家庭の収入の状況などによって決まります。

目安は両親と子ども2人の家庭で世帯収入747万未満など。

 

⑵貸与金額

借りられる金額は

・学校の種類 大学か、短大・専門学校(専修学校専門課程)か

・設置者 国公立か私立か

・自宅通学か、自宅外通学か

で異なります。

 

でも、高校生のうちに申し込む場合は、そんなのまだ分からないですよね🤨

一人暮らしするかどうかまだ決めてないし、っていうかそもそもどこの学校に進学するかも決まってないし…

なので、高校生のうちに申し込む方法=予約申込(※)をするときは

「最高月額」を希望するか、「最高月額以外」の金額を希望するか、

どちらかを選びます。

※次のブログで詳しく解説します🫡

 

i-MEDIAの場合、

最高月額は、自宅通学¥53,000、自宅外通学¥60,000。

最高月額以外は、¥20,000、¥30,000、¥40,000からの選択。自宅外通学の場合は¥50,000も選べます。

予約申込の場合は、進学後に変更も可能です。

 

そして、希望した月額が採用されるかどうかは「家計基準」によります。

・第一種採用、最高月額もOK

・第一種採用、でも最高月額はダメよ

・第一種不採用

以上の3パターンで結果が出ることになります。

 

(1)採用基準

採用されるかどうかは「学力基準」と「家計基準」の2つによって決まります。

 

学力基準」は、申込時点での高校の成績が平均以上であること。

わりと、ざっくりしてますよね…うん、けっこう、だいたい大丈夫…!

まずは高校の先生に相談してみてください😉

 

家計基準」の目安は両親と子ども2人の家庭で世帯収入1,100万未満など。

給付奨学金や第一種よりも緩やかになっています。

 

(2)貸与金額

借りられる金額は、学校の種類や自宅通学・自宅外通学等に関係なく、

月¥20,000から最高¥120,000まで、1万円単位で好きな金額を選べます。

予約申込の場合は、進学後に変更も可能です。

 

この貸与奨学金ですが、第一種、第二種の両方を利用することもできます。

それが「併用貸与 (へいようたいよ)」。

 

併用貸与の家計基準はまたちょっと変わりまして、

目安は両親と子ども2人の家庭で世帯収入686万未満など。

 

併用貸与 < 第一種 < 第二種 の順に家計基準の額が大きくなるイメージです。

 

最後は貸与奨学金の3つ目、

入学時特別増額貸与奨学金について。

奨学金とは毎月決まった金額が振り込まれてくるものですが、

この「入学時特別増額貸与奨学金」は、

月額とは別に1回だけ、入学後の初回にプラスして振り込まれる、という奨学金です。

 

第二種と同様、有利子です。

 

「入学時特別増額奨学金」だけを申し込む、ということはできなくて、

「第一種」または「第二種」、または「併用貸与」と組み合わせて申し込みます。

 

(1)貸与金額

借りられる金額は¥100,000から最高¥500,000まで、10万円単位で好きな金額を選べます。

予約申込の場合は、進学後に変更も可能です。

 

(2)採用基準

「入学時特別増額貸与奨学金」を利用できるのは、原則として、

「保護者が国の教育ローンを利用できなかった場合」です。

 

🤨ん? 国の教育ローン?

 

日本政策金融公庫という金融機関が行っている教育ローンがありまして、

「国の教育ローン」と呼ばれています。

 

低金利で人気のローンなのですが、利用にあたっては審査があります。

保護者の方がこのローンに申し込んで、もし審査が通らず利用できなかったら、

代わりに奨学金を、月額にプラスして多く借りられる、という趣旨の制度なんですね。

 

進学マネープランを考えて、月額の奨学金以上のお金が必要かも、というときは、

保護者の方に「国の教育ローン」についても検討してもらってください。

 

以上、盛りだくさんな貸与奨学金でした。

次回は、実際に奨学金を借りるための手続きスケジュールをご紹介します!

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