入倉さん：
授業は自分で計画を立てて入れていくスタイルで、週2回くらい学校に通っていました。

自分のペースで勉強できるところが合っていたと思います。

入倉さん：
音楽が好きで、特に「PK shampoo」っていうバンドのライブ映像をよく見ていました。

そのとき、照明の演出がめちゃくちゃかっこよくて…

「こんなふうにライブを照らす仕事をしたい！」って思うようになりました。

入倉さん：
オープンキャンパスに1回参加したときに、雰囲気がとてもよかったんです。

先生も学生も話しやすくて、「ここなら自分でも安心して通えそう」と感じました。

入倉さん：
正直、最初は不安でした。

通信制って毎日通うわけじゃないので、「ちゃんと毎日学校に通えるかな？」って。

でも、今は遅刻ゼロです！（笑）

授業が面白くて、学校が楽しいから続けられています。

入倉さん：
通信制っていろんな事情を抱えている人が多いので、

いろんな価値観を持った人と関わることができました。

そういう意味では知見が広がったなと思います。

あと、自分の時間が多かったので

アルバイトをしたり好きな音楽をたくさん聴いたりライブ映像を見たりして、

「自分が本当に好きなもの」に気づけた時間でもありました。

入倉さん：
ライブハウスで照明スタッフとして働きたいです。

バンドの世界観を照明で表現して

観客に「このライブすごかった！」って思ってもらえるような仕事がしたいですね。

入倉さん：
最初は不安でも、楽しいことがたくさんあるし、めげずに頑張ればきっと前に進めます。

つらいこともあるけど、自分の「好き」を信じて突き進んでください！

大津山くん：
1ヶ月に2回だけ登校するスタイルで、授業はほとんど基礎的な内容でした。

体育が好きだったんですけど、ラジオ体操や散歩などで正直ちょっと物足りなかったですね（笑）。

タブレットを使って課題を提出したりで勉強も基本的に自分で進めていく形で、自主性が求められる学校でした。

大津山くん：
小中学生の頃、ミュージカルの劇団に所属していて、演技や歌、ダンスをやっていました。

その頃から「演じることが好き」という気持ちはずっとあって、

高校生になってから進路を考える中で、やっぱりこの道に進みたいなと思いました。

大津山くん：
高校で配られたパンフレットでi-MEDIAを知りました。

高校2年の後半〜3年生にかけてオープンキャンパスに２回ほど参加しました。

当時俳優科の体験授業で「歌」をやったんですけど、そのときの在校生のレベルがすごく高くて衝撃的でした。

自分も劇団でやっていた経験はあるけど、「あ、全然違うな」と思って。

本気でやってる人たちの中で学びたいと思って、この学校を選びました。

でも実際に入学してみると、先輩たちがたくさん話しかけてくれて、すごく助けられました。

とはいえ、自分は人見知りなので最初のうちは馴染むのがちょっと難しかったです。

でも、だんだん慣れてきて今は楽しく過ごせています。

大津山くん：
今は舞台俳優を目指しています。でも最近は、音響にも興味が出てきました。
きっかけは、Little Rock（パフォーマンスグループ）という活動の中で公演「無差別」に関わったとき。

その時は残念ながら役をもらうことができなかったんです。

でも音響を担当していたスタッフ科の先輩が「音響やってみない？」って声をかけてくれて。

それがきっかけで、裏方の仕事にも興味が湧いて、

「あ、自分はこういうところにも関わってみたいんだな」って気づきました。

ーー日ごろから他学科同士で一緒に作品作りをしているからこそ気付けることですね。

それでは進路で悩んでいる通信制高校の後輩たちへメッセージをお願いします。

大津山くん：
通信制は自分の時間がたくさんあるから、その時間をうまく使って体力をつけたり、興味があることの勉強をしておけばよかったなと思います。

あと、「やりたいこと」があったら、それだけじゃなくて“その周りの仕事や関わる人たち”にも目を向けてみてください。
自分も、俳優を目指していたけど音響に興味を持てたように、新しい視点が増えると、自分の本当にやりたいことが見えてくるかもしれません。