演技訓練として、声の音を使うということを意識してみて下さい。
人間の声が、音が、意味を含んだとき言語が生まれ、
誰かを呼び、伝えたこと。
言葉となり、
誰かに何かを伝える手段として最も簡単な手法が誕生しました。
これに、また、誰かの想像したことや、感じた事、
思想を文章化した文学の世界と結びつくようになり、
演劇が始まり
台詞というものが登場してきました。
・・・と、思い付きで適当に書きましたが、
台詞(の音)は、
何かをイメージしていることが基本
であり、とても重要です。
例えば、
「大きい」という言葉は、大きなものをイメージして伝える、
そんな音の使い方が、アクセントにも反映されていますし、
当然「小さい」という言葉は、
小さい物をイメージして話している
と思います。
「悲しい」「楽しい」「苦しい」「面白い」など
色々と、感情表現がありますが、
声の音も当然感情が入れば、変化し、
その意味を伝えようと、
感情の音になって伝わります。
で、この音が、きちんと感情や表現したいものの形や、世界観にハマってるかどうかで、伝わりやすいかどうかの差が出てたりします。
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さあ、台詞を声に出すとき、その音は、意味を伝えようとイメージできていますか?
「ワクワクってこんな感じですか?」
練習、頑張りましょう!
矢頭