少し、難しい印象ですが、テキスト台本の読み方・・・
戯曲(演劇台本)の読み方を短い時間ですが、丁寧に行いました。
で、その後に、学生から、戯曲を読むときは、何に気を付けて読んだらいいですか?という感じの質問を貰ったので、
まず、何にも考えないで、「素」の状態で読むこと。
でも、考えないで読むっていう事も考えないで読んでね。
ややこしいですが、自然体・・・自分の今ある知識、経験で解る範囲で、
まずは、さらりと一通り読んで、分からないところ、漢字などあったら、調べてもいいけど、
まあ、ある程度アバウトに読んでみて。
2~3回読んで、面白いなあというシーンがあったら、誰かに語ったりして、どう面白いかなど、仲間内で話しをしたりしてください。
で、その後、
何か、このシーンとか分からないし、キャラがつかめないなあ・・・
と思ったことを話してください。
後日、矢頭にも質問してくださいね。
・・・という感じで、答えました。
全体像を何となくでいいので先に捉えてから、
楽しい場面やセリフについて語ることで、
作者の魅せたいストーリーの世界を身近に感じる工夫を、
そして、面倒な複雑な部分に立ち向かいましょう!
ちなみに、今、参考に使っている戯曲は、1986年ころに演劇界を震かんさせた名作、「ゴジラ」作・大橋康彦氏です。
本当に素晴らしく、以前に俳優コースの学生たちで、修了制作で発表したこともある作品です。
その時は、快く、上演許可を戴き、有難うございました。
では、学生の皆さん、舞台の台本の面白さを堪能しながら、更なる表現の世界の奥へ・・・
学校が登校可能になりましたら、シーンに照明や音楽を入れたいと思っていますので、舞台スタッフの皆さん、ご協力ください